「あいさつは?」という声掛け

こんにちは。
大石有姫です。

早いもので12月中旬。
日々大切に過ごしているのですが、時の流れがとても早く感じます。

さて、私はというと今年は国立受験の方のレッスンを直前まで承っていたので、やっと今年受験の方のサポートが終わりました。

通年で私立幼稚園・私立小学校の編入対策(願書・面接・話し方)を受付中ですので、いつでも連絡していただければと思います。

声掛け

子どもが〇〇なんです。
声掛けで有効なことはありますか?
どんな声掛けがいいですか?

と聞かれること、とても多いです。
たしかに声掛けは有効な声掛けもありますが、全て声掛けで解決することではないよ!と言いたい時もあります。

声掛けに関する書籍もたくさん出版されているので、声かけに敏感になっているのかな、と思います。
(2025年は出版するという夢があります。出版社さん、お待ちしております。出来たら編集者は私が信頼している友人に頼みたいなと思っているところ、ここだけの話)

声掛けについて今日は親御さんに問い掛けたいことがあります。

挨拶は大事!

挨拶は大事!と考えている方は多いです。
私も挨拶は大事だと思います。コミュニケーションの基本ですものね。

ただ、子どもはみんな挨拶できるかというと、、
なかなか難しいものです。

まずその難しい理由に
①知らない人に話すことに慣れていない
②恥ずかしい
③どうしていいかわからない

ことが挙げられると思います。

挨拶を自分からしてほしい!
これだけは徹底したい!

そう考えているそこのアナタ、
子どもが挨拶をするために何をしていますか?

「ほら、あいさつは?」「あいさつした?」

この声かけ、とっても多く聞きます。
「ほら、あいさつは?」と言われていえる子がどれだけいるか想像できますか。

そんなにいません。
例えば、毎日通っている幼稚園につき、先生がいらして
「ほら、あいさつは?」
と声かけたら子どもは
「せんせい、おはようございます」
と言えるかもしれませんね。

まだそこまで話したこともない、
仲良くもない、よく知らない人、今日はじめて会った人

そんな大人を前に

「ほら」といわれてても

おそらく子どもにとっては

バンジージャンプの準備台に登ってカウントダウンされている気持ちくらい怖くなってしまうんではないかなと思うのです。

挨拶できるようにするために
「ほら、あいさつは?」「ありがとうございます言った?」といっても

言えるようになるでしょうか。
今一度考えてみてくださいね。

親の姿を見せる

親が大きい声で挨拶して背中を見せる。
そう考えることもあるでしょう。

挨拶だけではなく、背中を見てほしい時はみていなくて背中をみていたんだと気付かされることがあるのが子ども。

もちろん親の姿を見せることが大切だと思いますが、絶対に親が見本をみせたらできるようになるかといわれると絶対ではないかもしれませんね。

私ごとですが、私はお食事処で必ず「ごちそうさまでした」と挨拶をします。これは無意識です。考えているわけでもないですが、きっと身についてしまっていることなのです。

我が子に受け継ぎたかったわけではないですが、我が子は必ず、会計してお店を出る時に「ごちそうさまでした!」をいうんですよね。これがきっと「背中を見ている」なんだなと思います。日頃の挨拶はまだまだだなと感じることも多いですが、「ごちそうさま」だけは身についているようです。

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